当ホテルでは、防火対象物点検報告と、防災管理点検報告の特例認定を受けています。
一定規模以上のホテル・旅館からの申請にもとづき、消防署が消防法、建築基準法に適合しているかを審査し、防火上安全であると認めた施設に交付されます。
利用者に安全情報を提供するもので、安全なホテル・旅館の目安とされています。
当ホテルは3年連続して表示基準に適合していることが認められ「適マーク（金）」が交付されています。
お客様に安心してポートピアホテルをご利用いただくため、毎月2回、実際にホテルの宴会場や客室を利用して従業員による防災訓練、消防訓練を実施しています。
また、毎年3月には新入社員が参加して、客室フロアで火災発生時のお客様の安全確保や消火活動の訓練を実施しています。入社以来、初めて参加する消防訓練の中で、お客様の安全第一に行動することの大切さを学んでいます。
2015年12月11日（金曜日）、神戸地方が震度6強の地震に襲われた場合を想定した全社地震防災訓練を実施いたしました。
この訓練は、社長、総支配人をはじめ、自衛消防隊組織本部隊の各班長、各地区隊の地区副隊長など約100名が参加し、フロント事務室に対策本部を設置して、フロントロビー、宿泊部屋、宴会場、上層階レストラン、国際会議場ポートピアホールを使用して、実際に非常放送を流しながら避難誘導、初期消火、通報連絡等の訓練を実施いたしました。
神戸市の人工島ポートアイランド地区に立地する当ホテルは、津波は最大で4.2メートルの高さが予測されるため、津波警報が発令された場合2階以上のフロアにお客様に避難していただく訓練も実施いたしました。（当ホテルは海面より8.4ｍの高さに立地しておりますが、安全のためお客様には1階より上の階に避難していただきます）
ポートピアホテルでは、館内にAED（自動体外式除細動器）を3台設置しています。
全従業員が万が一の際AEDを正確に操作できるよう、AEDを使った市民救命士講習を社内で定期的に開催しています。この講習会は、神戸市水上消防署様の指導により養成された社内インストラクターにより運営されています。
2017年12月末で、約600名の従業員が市民救命士の資格を取得しています。
